生存報告

主に情報セキュリティ関連のエントリをたまに書いて、存命であることを報告するページ。

EVO 3D(ISW12HT)でBluetoothキーボードを試した

先日、Android用にBluetoothキーボードを買った。
用途は、外で打ち合わせ時にメモしたいときに使う予定。*1


買う前に動作情報を調べたが、僕が買ったキーボードについてはあまり情報がなかったので検証結果をまとめておく。
これから買う方の参考になればありがたい。

確認環境


対象機器を配置したときの様子。

検証内容

  1. そもそも使えるのか?
  2. キーボード配列(英字配列、日本語配列)がどう認識されるか?
  3. ローマ字入力は問題なく使えるか?
  4. 縦置き、横置きともに問題なく使えるか?
  5. その他、気づいた点(入力時の注意事項など)はあるか?

検証結果

そもそも使えるのか?

問題なく使用できた。
キーボードの電源を入れて、EVO 3DのBluetoothを有効にして機器検索、表示されたパスコードをキーボードから入力で使用可能になった。

キーボード配列(英字配列、日本語配列)がどう認識されるか?

キーボードは英字配列になった。
(記号は印字通りに出ない。「@」=「Shift+2」など)

ローマ字入力は問題なく使えるか?&縦置き、横置きともに問題なく使えるか?

ローマ字入力と縦置き・横置きの結果は以下のとおり。

入力方法\画面の向き 縦置き 横置き
iWnn IME
Google日本語入力Beta ×

横置きだと問題ない。Google日本語入力Betaで縦置きは実用に耐えない。
キーボードの文字のところを順に入力(12345〜〜、qwerty〜〜)していくとこうなった。法則がよくわからん。かな入力の印字とも異なる。

あかさたなはまやらわー=
むりすめ「れゆてへみ
きもしせちつにぬねう’¥
ろるけ」くふひ。.ん

Simeji、ATOKは使っていないので未検証。

その他、気づいた点(入力時の注意事項など)はあるか?

気づいた点をつらつらと。

  • iWnn IMEでは、日本語入力切り替えはShift+Space。
  • Google日本語入力では、画面上で日本語入力切り替え操作が必要。ただ日本語入力時でもShiftを押しながらアルファベット入力が可能。
  • 記号は日本語入力時だと全角になる。
  • CapsLockは利かない模様。
  • F3でTELの画面、F4で画面が消える(電源ボタンと同じ)、Homeキーでホーム画面、Endキーで画面が消える


あとはキーボードの感想でも。
キーボードは薄型ながら打ちやすかった。さすがハードウェアに定評のあるMicrosoft
あとサイズ的にピッタリのケースがないが、ダイソーのA4ワイドソフトケースが横幅ぴったり(縦は余る)なのでこれに入れている。


ELECOMやBUFFALOからもBluetoothキーボードが出ており、店頭でいろいろ試し打ちしたが、Microsoftのが断然打ちやすく感じた。サイズの大きさが気にならなければ、こちらがおすすめ。

*1:でも、そんな機会は直近では無い

*2:「L4L-00001」はビジネス向けモデル。コンシューマ向けモデル「T4L-00028」もモノは同じとの情報あり。L4L-00001の方が包装が簡素で、価格も1,000円くらい安い。

ioPad5をroot化してみた。

ちょっと前にioPad5を購入。

うちのioPad5。壁紙はドラクエ25周年展示会に置いてあったメタルスライム

購入した経緯は……なんだっけ、いじくり回せるAndroid端末が欲しかったので探していたら、リーズナブルな値段(≒壊れてもあまり惜しくない)で置いてあったこと。携帯をHTC EVOにしてからは使用頻度は減ったけど、調べ物やYouTube再生とかで活躍してる。
この手の情報は溢れてると思うんだけど、手元の端末でroot化をやってみたので、メモとして残してみる。調べたら何かすごい簡単にできた。

前提として、ioPad5自体の情報は探してもあまり見当たらない。ただ、この端末はAndroidタブレット「Dropad A8」とモノが同じ(未確認、他モデルでも同じものがあるらしい)みたいなので、「Dropad A8」の情報がそのまま当てはまると考えて良さそう。

以下に手順を載せるけど一応注意。root化は失敗すると文鎮化(起動しなくなって置物状態になる)するなどリスクがあるので、自己責任でお楽しみください。

root化手順メモ

といっても僕がやったのはファームウェアを入れ替えるだけ。「C8lean」というアツいファームウェアがあるのでそれを使う。

  1. C8leanのページからダウンロード。僕はC8lean v1.2を利用。
  2. C8lean_v1.2.rarを解凍して、microSD(HC)カードの直下にファイルをコピー。
  3. microSDをioPadにセット。
  4. ioPadを起動。このとき、電源投入時にメニュー(「M」)ボタンを押しっぱなしにしておく。
  5. ロゴとともに「ファームウェアをアップデートしてるので終わるまで待て」という趣旨のメッセージが出るので、ボタンから手を離し、10分くらい?待つ。途中で再起動するかも。
  6. アップデートが完了すると、root化されている。あとAndroidは2.2→2.3になっている。

これだけ。ファームウェアのおかげで簡単にできた。

root化の確認

端末上で、suコマンドを打ってみて確認する。

  1. AndroidマーケットからScript Managerをインストールする。
  2. Script Managerのメニューから「Console」を起動。
  3. 「su」コマンドを入力。
  4. エラーにならず、プロンプトが「#」に変わればOK。「id」コマンドを打つと「uid=0 gid=0」(root)になっている。

root化後

まずはフォントを入れ替える。ioPadに限らず中華Padは軒並みCJKフォントが使われていて、いくつかの漢字が馴染みのないフォントになっている。

CJKフォントの例。「統」「漢」が普段使っているフォントと違う。ただ、この辺はまだかわいい。ここには無いが「直」とか酷い。これを変える。

  1. Android用日本語フォントパッケージのページから好きなフォントをダウンロード。僕は「モトヤLマルベリ3等幅」を選択。
  2. 解凍して出てきた「DroidSansFallback.ttf」「DroidSansJapanese.ttf」を、microSDカード等でioPad本体にセット。
  3. コピーしてシステムフォントを置き換える。コマンドはうろ覚えだけどこんな感じ。(外部microSDカードの直下に.ttfファイルが入っているとして。あとコマンドの実行にはAndroid ADB Shellを使ったかもしれない。)
cp -r /mnt/extsd/* /system/fonts/

これで再起動すればフォントが変わっている。こんな感じ↓

before:

after:

OK。


今回はこの辺で。またいじくって楽しそうなことがあれば書こうと思う。

生存報告

トセブロと申します。なんとか生きてます。


さて、気が向いたときにブログでも書いてみようと思う。
こういうのってあまり続いた試しがないんだけど、書いてるときは楽しいので、やってみますか。